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ホソバテンナンショウ




 山中の木陰に生える多年草。地下に茎の変形した芋をつくり、その上部から
根を出す。葉は普通2個、多くはふちに細鋸歯がある。5〜6月に、仏炎苞をつ
ける。仏炎苞は全体が緑色で、まれに紫色のものがある。独特な形から、夏の
林床でも散歩する人の目をひく。

天南星朱は時雨の雨にぬれて 山路ゆく吾汗ばみにけり (土屋文明)

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投稿者 aobayama : 00:13 | トラックバック (13)

ホソバトウゲシバ




 ヒノキなどの常緑樹林の下を一面にはう常緑のシダ。
 高さ10〜20cm。葉は細い線形で、茎が数回二又に分かれるので、まるで針葉樹
の幼木のようである。
 胞子のうは、他のシダとは異なり、茎の上部の葉の付け根につく。

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投稿者 aobayama : 22:12 | トラックバック (18)

ツノハシバミ




 山野向陽地に生える落葉低木。高さ3〜5m。葉は広楕円形で先はとがる。長さ
5〜10cm。縁に鋸歯があり,表面に少し毛がある。早春,葉が出る前に花が咲
く。雄花序は下垂し,長さ3〜7cmで色は赤褐色。果に名のとおりツノがあり,剛
毛のある総苞に包まれ,1ヶ所に1〜3個がつく。中の実を食べるとナッツのよう
な味がする。試食をおすすめするが,剛毛がささると痛いので注意が必要である。

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投稿者 aobayama : 11:58 | トラックバック (8)

アカシデ




 山地,丘に生える落葉高木。高さ12m以上になる。雌雄同株。幹は,暗褐色,
なめらかで筋状に隆起がある。葉は小型で互生し,葉柄があり長楕円形。先端が
とがり,縁はぎざぎざになっている。5月頃,葉が出るより先に花が咲く。雄花
は黄褐色で垂れ下がり,雌花は緑色で上向きである。「赤四手」の四手とは,注
連飾りに使う白い和紙で,その垂れ下がった状態が果穂に似ているのでこの名が
ある。赤とは,新芽が紅色をしており秋に葉も紅葉することに由来する。

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投稿者 aobayama : 11:50 | トラックバック (22)

アオスゲ




 いたる所にみられる最も普通のスゲで、全体が緑色をしているところから、アオスゲの名がある。
 高さは10〜30cm。茎の切り口は三角形。淡緑色の小穂(しょうすい)が2〜5個つく。頂小穂は雄性で線状、側小穂は雌性でラグビーボール状である。
 スゲ属は、日本だけで200種を越す大属である。カヤツリグサ科の中で、果実がつぼ型の果苞に包まれる属は他にないので、属まではすぐわかるが種の見分けはむずかしい。

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投稿者 aobayama : 21:33 | トラックバック (3)

メヒシバ




 畑や道ばたに見られる一年草で高さ30〜90cm、葉は線形で薄く淡緑色。葉の
鞘には白く長い毛がある。7〜11月頃、緑色の細い花穂をつける。
 花の茎で引っ切り遊びをすることから“スモートリ”の別名もある。
 「雌日芝(めひしば)」は「雄日芝(おひしば)」に対する呼称。“日芝”と
は日なたに生える芝の意であろう。

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投稿者 aobayama : 21:30 | トラックバック (59)

クサソテツ




 やや湿った林下、特に、手入れのゆきとどいた杉林の下などに群生する。
早春の山菜として名の通っているコゴミは、このクサソテツの若芽である。若
芽の先が、くるっと巻いている様子は、ちょうど肩をすぼめて、こごんで
(しゃがんで)いるようであり、これが別名の由来でもある。
 春先は10cmほどであるが、その後ぐんぐん伸び、夏には、大きなものでは1m
にもおよぶ葉を、根元から四方に広げ、ちょうどソテツのようである。鮮やか
な緑色で、特に茎の3本線がよく目立つ。
 秋に、束生した葉の中心から、赤褐色の胞子葉をのばす二葉性で、これは葉
が枯れた後でも残っている。

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投稿者 aobayama : 20:50 | トラックバック (91)

カゼクサ




 土手や道ばたなどに生える非常に強い多年草。高さは40〜80cm。茎は多数束
になって大きな株をつくる。葉は硬く、乾けば内側に巻き、鞘は強く二つ折り
となる。花序は多数の紫緑色の小穂(しょうすい)をつける。実は熟すと、裸
になって落ちる。
 晩夏の頃、穂が出て、秋風によくなびく。実に風流な名前である。
 この名は、「風知草(かぜしりぐさ)」の意味である。

<方言>ミチシバ

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投稿者 aobayama : 20:43 | トラックバック (6)

アカマツ




 常緑高木。オマツ(雄松)と呼ばれるクロマツより葉が細く柔らかくメマツ
(雌松)ということがある。
樹皮は、幹の上部および枝では赤褐色、下部では暗褐色。亀の甲上の割れ目が
でき鱗状にはげる。枝は年一回輪状に出る。4月に新条の上部に2,3個の紫色
の雌花を、下部に多数の淡黄色の雄花をつけ黄色い花粉を放出する。
 クロマツとの間にいろいろな程度の中間型がある。海岸にはほとんど生えな
いが、松島の松はこのアカマツである。葉は血管壁強化、高血圧、中風の予防
と治療にきく。

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投稿者 aobayama : 20:39 | トラックバック (21)

ヘラオオバコ




 道ばたや公園にみられる高さ40〜60cmの多年草。オオバコと比べ葉が細長く
先がとがり、派の裏面の脈状や葉柄には淡褐色の長毛が散生する。4〜8月に
穂状の白い花を咲かせる。日本全土に分布しているがヨーロッパ原産の帰化植
物である。

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投稿者 aobayama : 20:31 | トラックバック (22)

カラハナソウ




 山地に生えるつる性の多年草。茎や葉柄には小さな刺が密生しており,触る
と痛い。葉は対生でざらざらしていて,ふちには鋸歯がある。花は8〜9月に咲
き,雄花は淡黄色で円錐状,雌花は淡緑色でまり状である。
 この栽培種がホップで,ビールの苦味と香りをつけるために改良されたもの
である。日本では山形県や長野県などの高冷地でビール会社との契約により,
ネットを使って栽培されている。
 「唐花草」と書く。「唐花」は模様に使われた花形で,つるの上についた花
穂はこれにたとえたものである。この花穂の形から,東北地方の一部ではキツ
ネノチョウチンと呼ぶところもある。

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投稿者 aobayama : 23:39 | トラックバック (0)

イノコヅチ




 荒地、道ばたに生える多年草。高さは50〜100cmにもなる。茎は四角形で、
対生した枝を出し、節は太い。葉は対生し、楕円形で両端がとがる。8〜9月に
茎の先や葉のつけ根から長い穂を出し、小さな緑色の花をつける。果実にはカ
ギ状のトゲがあり、衣服につきやすい。
 昔、猪(い)の子がこの種をつけていたことからこの名がおこったものと考
えられている。勿論私たちも薮に入ったあと、この種をとるのに苦労すること
が多い。また、節の太い茎を猪(い)の子の脚の膝頭にみたてて「豕槌(いの
こづち)」と呼ぶのだという説もある。
 根を牛膝根(ごしつこん)と言い、薬用にする。

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投稿者 aobayama : 23:35 | トラックバック (9)

アズキナシ



 日本全土の山地に生える落葉高木。高さは15m程度。小枝は赤褐色で、5〜6
月枝先に5弁の白い花が集まって咲く。葉は互生し、縁には重鋸歯がある。秋
に赤い実をつける。材は、家具や薪炭に使われる。
 実がナシに似ていてしかも小形であるという意味で、「小豆梨」とついた
が、実際の実はナシに似ているとは思えない。別名をハカリノメと言い、枝に
点在する白い皮目を秤の目盛に見たてた。
 青葉山では、哲学の岩のところにある。

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投稿者 aobayama : 22:06 | トラックバック (0)

ウワバミソウ




 山中の湿った斜面にむらがって生える,高さ30〜40cmの多年草。茎はやわら
かく無毛で瑞々しい。葉はケヤキの葉とよく似ていて,先が長くとがってい
る。花期は5〜6月で,淡緑色の小さな目立たない花である。
 ウワバミの住みそうな所にはえるという意。また,瑞々しい茎からミズ,ミ
ズナと呼ばれることもあるが,イラクサ科にはウワバミソウとは別種のミズ
ある。山菜として有名デパートなどでも時々売られている。ゆでると,茎も葉
も一層青味が澄んで,くせもなくおいしい。山菜としての食用期間が長く梅雨
あけまで食べられる。青葉山では金属博物館へ向かう沢沿いや化石の森付近に
多い。

でゆの主みづという菜を土産にくれし(虚 子)

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投稿者 aobayama : 22:00 | トラックバック (8)

コウゾ




 山野に自生する落葉低木で高さ3m。葉は卵形で浅い鋸歯があり,クワに似る
がもっと堅く基部に,雌花は枝先に5〜6月開花する。雄花は4本の雄しべがあ
り穂になって咲き,乳白色に見える。雌花は先が2つに分かれた赤い雌しべか
らなり,これが緑色の球から何本も出る。6〜7月にキイチゴのような濃紅色の
果実をつけ,これは甘く食べられるが舌にとげがささる。
 和紙の原料としては最上で,虫害にも強く多く使われる。栽培種は雌雄異株
である。宮城県では白石和紙が有名である。また,たえ(たえ)はコウゾから
作られた布である。

小屋の中楮を洗う水流れ(比 呂)

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投稿者 aobayama : 21:56 | トラックバック (9)