008. カヤツリグサ科

カヤツリグサ科 ( Cyperaceae )

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 カヤツリグサ科は、単子葉植物では、イネ科とラン科についで種が多く、約45属4.000種ぐらいだが、人間と関係の薄い植物がほとんどなので、一般にはよく知られていない。古代エジプトで紙にしたパピルスや、蓑(みの)や菅笠(すげがさ)をつくるカサスゲが、その中でもわりあい知られたものであろう。
 カヤツリグサ科の花は、小さくて目立たない風媒花で他家受粉をするために、雌蕊(しずい)先熟だったり、単性花となっているものが多い。花はイネ科と同じように数個から数十個集まって小穂(しょうすい)をつくる。茎の切り口が三角形で中心に髄があり、中空ではない。イネ科の植物は中空なので、この点で区別できる。
 本書では、アオスゲ、コカンスゲ、タガネソウの3種をとりあげた。

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