052. カエデ科

カエデ科 ( Aceraceae )

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 中国ではカエデのことを槭とかく。日本では楓という字をカエデと読んでいるが、中国では楓とは、マンサク科のフウのことである。フウの三裂した葉はややカエデに似ているので、日本に分布しないフウのかわりに、カエデに楓の字をあてたのだろう。カエデということばは蛙手に由来すると言われる。
 カエデ材は、ボーリングのレーンやピン、バイオリンなどの弦楽器の裏板、横板および棹に利用される。
 カエデ属の大半は落葉樹で、葉は対生する。果実に2個の長い翼があるのが特徴で、この翼の角度も分類のめやすとなる。
 世界に2属100種がある。日本にはそのうち26種あり、本書ではハウチワカエデ他7種をとりあげている。

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