060. スミレ科

スミレ科 ( Violaceae )

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 万葉の時代から、スミレは日本人に親しまれてきた。清少納言は『枕草子』の「草の花は」の段に、アサガオやキクについでツボスミレをあげている。日本では「やはり野におけ」と、庭園などに移して園芸化される事はなかったが、ヨーロッパのパンジーは19世紀から品種改良が盛んに行われ、今日に至っている。
 日本に野生するスミレは、すべてスミレ属に分類され57種と変種が27種もある。草の形から見て、茎が伸びて葉が互生するものと、茎が短縮して無茎に見え、葉が束生するものとがある。
 本書では10種とりあげている。

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