086. オミナエシ科

オミナエシ科 ( Valerianaceae )

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 一年草または多年草で、北半球、アフリカおよび南アメリカのアンデス山脈に、13属約360種が分布する。
 葉は根生または対生し、しばしば分裂する。托葉はない。花は両性まれに単性で小さく、やや左右相称。ときに一端にけづめがある。ふつう集散花序となる。5数の花から数が少ないほうへと進行したものである。
 乾燥すると臭気を発するが、薬用としても広く用いられる。カンショウコウ(甘松香:ヒラヤマから四川省にかけて野生)の地下茎は、中国では芳香健胃薬、薬香として古くから用いられてきた。また、若苗をサラダなどに用いるノヂシャは、江戸時代に長崎のオランダ館で栽培されていたものが帰化したものである。

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