007. クサソテツ (オシダ科)

クサソテツ (オシダ科) ( Matteuccia struthiopteris(L.)Todaro )

 やや湿った林下、特に、手入れのゆきとどいた杉林の下などに群生する。
早春の山菜として名の通っているコゴミは、このクサソテツの若芽である。若芽の先が、くるっと巻いている様子は、ちょうど肩をすぼめて、こごんで(しゃがんで)いるようであり、これが別名の由来でもある。
 春先は10cmほどであるが、その後ぐんぐん伸び、夏には、大きなものでは1mにもおよぶ葉を、根元から四方に広げ、ちょうどソテツのようである。鮮やかな緑色で、特に茎の3本線がよく目立つ。
 秋に、束生した葉の中心から、赤褐色の胞子葉をのばす二葉性で、これは葉が枯れた後でも残っている。

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