2005年11月25日

ヒヨドリバナ




 乾いた山野に生える多年草。高さ1〜2mで8〜10月頃、茎の頂上に白、時
には紫色を帯びた小型の頭状花をつける。
 茎は円柱状で直立し紫色の細点があり、縮れた毛が生えている。葉は対生
し、やや薄く細長く先がとがり、緑は鋸歯がある。果実は長さ約3mmで白い冠
毛がある。時にウイルス病にかかったものは葉に黄色の斑点がある。
 ヒヨドリが鳴くころ花が咲くことからこの名がついた。

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セイタカアワダチソウ




 北米原産の帰化植物で、土手や荒地に大群落をつくる多年草。紫褐色の茎に
は短毛が生え、葉にもざらつきがある。また、葉柄はほとんど無い。高さは
1〜2mにもなり、9〜11月、黄色の小さな花を、穂状に多数つける様は、ま
さに酒の「泡立つ」様で見事だが、その花粉は花粉病の原因となり、急激に増
殖していくこともあって迷惑がられることの多い植物である。
 庭によく植えられているオオアワダチソウは、これとたいへんよく似ている
が、茎、葉とも無毛で、葉柄があり、高さは1以下、花期6〜8月と細かい点
で異なっている。
 名は、アワダチソウ(アキノキリンソウ)に似て、背が高くなることによ
る。原産地北米では、オオアワダチソウなどとともに、golden rod(黄金のム
チ)とよばれている。

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カントウヨメナ




 ヨメナの変種で本州関東以北に分布する多年草。多少湿気がのある野原、あ
ぜ道などに生える。高さ30〜60cmで9〜10月、径2.5cmほどの淡紫色の花をつけ
る。ヨメナに似ているが、葉の鋸歯があらく、やや質が厚いことなどがヨメナ
と異なる点である。ヨメナ、カントウヨメナは、ノコンギクユウガギクとま
ぎらわしいが、・ノコンギクー冠毛が長い。・ユウガギクー葉が広めでうす
く、ざらつき、緑に毛が生えていて、上方で横に広く分裂する。というのに対
し、冠毛が短くほとんど見えないこと、葉がせまく、ざらつきがなくしっとり
としていて、分枝のしかたもせまいことから区別がつく。
 ヨメナは、若苗が食用とされるが、カントウヨメナは一般に食用とはされて
いない。

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ナガバノコウヤボウキ




やや乾燥した日当りの良い山地に生える落葉小低木。一年生の枝の葉は卵形
の葉で互生し、二年生から枝の各節に5〜6枚の細長い葉を束生して、その中
央に 9〜10月、白色で小さなアザミのような花をつける。よく似たコウヤボウ
キに対して、葉の質がやや硬くて無毛であること、一年生の枝には花をつけな
いことなどによって区別する。
 コウヤボウキの名は、高野山で竹箒の使用を禁じられていて、この枝の箒を
使ったことによる。また、伏見では酒造過程で、醪桶(もろみおけ)から醪
(もろみ)の泡を拭い取るのに今日なおこれが使われ、これに勝るものはない
という。
  初春の初子(はつね)の今日の玉箒に執るからにゆらぐ玉の緒(大伴家持)
 玉箒とは、天皇が正月初子の日に豊作を寿(ことほ)ぎ、邪気を抜うのに用
いたもので、正倉院には、青色の玉を飾ったコウヤボウキの箒が残っている。

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ヤクシソウ




 日当りの良い山地や道ばたに多い越年草。高さ30〜60cmで、茎は細くかた
い。根出葉には長い柄があるが、茎につく葉には柄が無く、茎を抱く。9〜10
月ごろ、径1.5cmほどの黄色い花が、三房状に多数つく。花がおわると、花柄
から下を向き、鈴なりにぶらさがっているように見える。その後で、白いわた
ぼうしとなる。
 あざやかな黄色い花は、秋の日差しに映えて、とても明るい感じがする。 

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セイヨウタンポポ




 帰化植物であるセイヨウタンポポは、日本在来種の多くと異なって、無配生
殖を行い、窒素公害にも強いうえ、年中花をつけることから、今日、都市をは
じめ各地に大群落をつくるに至っている。
 原産地のヨーロッパは、生食、ゆでて食べる他、根を焙(い)ってコーヒー
にしたりする。
 在来種と帰化植物の区別は、総苞外片で行い、これが垂れ下がっていれば帰
化種、垂れ下がっていなければ在来種である。

野が白し 絮(わた)となりたるたんぽぽに(山口波津女)

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オヤマボクチ




 日当りのよい山地に生える多年草。茎は高さ1〜1.5 mで、多少くも毛があ
る。根出葉は下面に白い綿毛を密生する。花は。晩秋咲き、総苞は硬く光る。
 「ヤマボクチ」は山に生え、葉の白毛を、火口(ほぐち)(燧を打ちつけて
火をうつしとるもの)に利用することに基づく。方言でヤマゴボウともいう。
 若芽をとり、餅に入れ食用とする。

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センダイトウヒレン




 オオダイトウヒレンの変種で、関東以北に分布する。高さ50〜100cmで、茎
には狭い翼がある。花期は9〜10月で、やや濃いピンクの頭花を、散房状に多
数つける。日本に、この種類は25もあり、トウヒレン(塔飛廉と書く)の名
は、そのうちの、細長い形姿のセイタカトウヒレンの花序を、塔に見たてたも
のらしい。また、飛廉とは、中国の想像上の鳥の名であるが、日本では、トウ
ヒレンに似ているヒレアザミの慣用名になっている。

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ナンブアザミ




 山野に生える多年草。高さ1〜2mで8〜10月に紅紫色の頭状花をつける。
茎は直立でほとんど枝を出さない。茎葉は長さ20〜30cmで上面にはとげも毛も
なく、下面には縮毛がある。
 関東から北の山地、特に南部(岩手県地方)に多いのでナンブアザミとよば
れる。 春に茎葉を採って食用にする。
<別名>サクアザミ、ミズアザミ、キセルアザミ

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オケラ




日当りのよい山地の乾いた所に多い多年草で雌雄異株。9〜10月に30〜100cm
の茎の頂に、白色または紅色の頭花をつける。葉はかたく、光沢があり、縁に
小さいとげ状の鋸歯がある。若苗は白軟毛をかぶり、折ると、白汁がしみ出
る。また根には芳香がある。
 根を干し、煎じると、腹痛の薬になる。秋の高原にリンドウなどと咲いてい
る姿は目立たないが美しいものである。オケラはウケラの転化で万葉集にも詠
まれている。

武蔵野のウケラが花は春駒に 
 踏まれながらも咲きにけるかも(野雁)

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メナモミ




 山野に生える多年草。高さ1m内外で、全体に毛が多い。9〜10月に、あま
り目立たない黄色の花をつける。花の下の部分(総苞片)には腺毛があって、
粘液が分泌され、花後、衣服などにくっついて種子がはこばれる。このことか
ら、ひっかかるという意味の、「なずむ」ということばが、「なもみ」に転化
して名前がついたと思われる。メナモミのメは雌のことで、オナモミ(雄ナモ
ミ)に対して、同じ「なずむ草花」(=ナモミ)でも、全体にやさしい感じな
のでつけられた。
 実を煎じてかぜ薬にする。

めなもみにくひつかれたる男かな(陽春)

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ノブキ




 林内に生える多年草。茎は60〜100cmになる。葉は三角形に近く、裏に白い
やわらかい毛がある。頭花の柄や果実には、腺毛があって、くっつきやすい。
そのため、ヌスビトハギイノコズチなどとともにバカとよばれ、“馬鹿なも
んにはよけいつく”などという。長野県では、この葉をもんで袋にして割って
あそぶので、これをトッカンともよぶ。
 花は8〜10月ごろ咲き、全部筒状花。外側のものは雌花で果実はできる
が、内側のものは両性花で実はできない。

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ヨモギ




 山野の草地や道ばた、土手などに生える多年草。高さ50〜100cmであり、
8〜10月淡い褐色で小形の頭花をつける。葉は深く裂けて下面には白い綿のよ
うな毛が生えている。
 もむと香りが強いので、春に新苗を採り、草餅の材料とすることから、モチ
グサとも呼ばれる。また葉の下面の白色の毛をとってもぐさとして灸治に用い
る。根、葉はゼンソク、健胃、貧血などに効く。

<花言葉>幸福、平和、静穏

萌えいでし畦(あぜ)の蓬(よもぎ)を妹にとらせ搗(つ)きたてもちひ食は
まくは好けむ  (尾山篤二郎)

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オオカニコウモリ




適湿の落葉樹林に生える多年草。茎は高さ30〜100cmでしばしばいなずま形に
屈曲し、葉柄とともにちぢれた毛がある。葉は賢形でやや五角形、幅
9〜27cm。膜質で裏面脈上にちぢれた毛がある。8〜10月、やや散房状に多数
の頭花をつける。総苞は長さ8〜10mm、5片からなる小花は5〜6個。花冠は白色。
 日光(栃木県)に生えるのでニッコウコウモリともいう。カニコウモリとは
葉の形がカニの甲羅に似ている蝙蝠草(コウモリソウ)という意味である。

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タマブキ




 山の湿った木陰に生える多年草。茎は高さ50〜140cm。葉は長柄があり、歯
の裏に密にくも毛がある。葉腋にむかごをつくる。花期は8〜10月、桐化は狭
い円錐花序につく。小花は5〜6個、はじめ黄色でまもなく褐色をおびる。
 「珠(たま)ブキ」の珠はむかごの意味で、葉の形がフキに似ていることか
らこの名がついた。

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シロヨメナ




 山野の林の下に生える多年草。高さ30〜90cmで秋に直径2cm内外の
白い花をつけ、
その花は白い舌状花、黄色の管状花から成る。茎は細くて硬く直立する。葉は
互生し、長い楕円形で、先は長くとんがり、縁にあらい鋸歯がある。もとの方
は急に細まり、後しだいに細くなって葉柄に移る。また表面にはつやがある。
果実は少し平たくて短い毛がある。若芽やつぼみは食用になる。青葉山に多い。
 「嫁菜」は「婿菜」(シラヤマギク)に対してつけられた。

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ノコンギク



 山野に生える多年草。高さ50〜100cmで8〜10月に紫色の花をつける。
 ノコンギクとは、野原に咲く紺色の菊という意味である。ヨメナと非常によ
く似ているが、花を分解してみて5mmぐらいの冠毛があれば、ノコンギク
あり、ほとんどなければヨメナである。また葉にはかたい毛があり、ざらつく
点が異なる。
 若芽、花などを食べる。多くの変種がある。

秋草のいずれはあれど露霜痩せし 
 野菊の花はあはれむ(伊藤左千夫)

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シラヤマギク




 山地に多く見られる多年草で、高さ1.5mばかりになる。茎、葉ともにざ
らつき、葉の両面に毛があり、葉柄がある。白い舌状花はふぞろいにつき、歯
のぬけたようにみえるのが特徴的である。葉の表面には、よくミミズのはった
ような跡がついているが、これは葉の中を寄生虫が歩きまわった跡である。ま
たむかごのような虫こぶができる。葉は大きなスペード型をしていて、濃緑色
で上部にいくにしたがって柄が短く、形は小さく長めになる。
 若芽は婿菜と言って食用にする。

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ヒメムカシヨモギ




 道ばた、荒地に生える越年草。高さは30〜250cmにも及ぶものがあ
る。茎と葉にはともに粗毛がある。下部の葉にはあらい鋸歯があるが、上部の
葉は線形で密につく。8〜10月にあまり目立たない花をつける。頭花はつり
がね形で直径3mm。円錐花序に開き、舌状花は多数で筒状花よりもやや上に
出ている。北米原産で明治に帰化し、別名を明治草、御維新草という。また、
鉄道の敷設につれて生えたことから鉄道草とも名づけられた。

夕つ日にうらぶれ渡るいろ寒し 
 鉄道草のはびこりしまま(谷鼎)

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ヒメジョオン




 明治初めに北米から渡来。野原で一般的に見られる二年草。高さは
30〜60cmで6〜10月(初夏から秋)にかけて白花をつける。つぼみの
時から頭花は直立しており、うなだれることはない。茎は中空ではない。葉は
互生し、うすく、するどい鋸歯がある。
 「姫女苑」と書く。苗葉をゴマ和え、天ぷら、からし和えなどにして食べる。

夕飯の宿はあばらや姫女苑(渓流)

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ユウガギク




日当たりの良い山地の草地や道ばたに生える多年草で、主として近畿以東に
分布する。葉は長卵型か楕円径で、鋭浅裂が羽状中裂する。葉の質が薄く、両
面とも縁に毛が生えている点で、カントウヨメナと区別できる。茎は細く、直
立して高く、よく分枝する。高さは50〜150cmで7〜10月に、径2.
5cmほどの、やや紫がかった白色舌状花をつける。
 「優雅菊」ではなく、『柚香菊」と書くが、別に柚の香りがするわけではな
く、名前の由来ははっきりしない。しかし意味はどうにしろ、ユウガギクとい
う響きは、可憐な姿とあいまって初秋の野によく似合っている。

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アキノキリンソウ




 日当たりの良い山地に生える多年草。細くて強い茎が、30〜60cmに
まっすぐに立ち、8〜10月に、上方に黄色の花を穂状に多数つける。葉は、
下部のものは卵型で、上方になるにつれて細長く尖った感じになっていく。
 名は、秋に咲くキリンソウという意味で、花の美しさを、ベンケイソウ科の
キリンソウになぞらえたもの。別名のアワダチソウは、盛りあがるような花の
あつまりを酒を醸したときの泡にみたててつけられた。
 春の若苗を、とじものや、よくゆでて煮びたしにして食べる。
 変種が多く、高山にはミヤマアキノキリンソウが、よく見られる。

富士が嶺に生ふへる秋のキリン草 
 手折りて妹がかざしとやせん (道信) 

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オクモミジハグマ




 少し高い山の木陰に生える多年草。高さ30〜80cmで8〜10月に穂状
に白い花をつける。花の直径は2cmくらいで、かざぐるまに似ている。
 モミジハグマの変種で東北にあるのはオクモミジハグマである。葉は薄く、
両面に毛があり、形は名の通りモミジに似ている。

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キッコウハグマ




 山の木陰にみられる多年草。9〜10月に葉の間から花茎を出し、10個く
らいの白色の頭花をつける。花の直径は1〜1.5cm位で、かざぐるまに似
ている。竹は10〜30cmで他のハグマと比べて小さい。葉は茎の下部で互
生し、茎とともに毛がある。葉柄は葉身の2倍である。
 この名は亀甲状をしているハグマ(白熊の尾の毛)の意味である。

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オヤリハグマ




 東北〜関東北部の山地に生える多年草。高さ30〜65cmで直立し、上部
で円錐花序に分枝する。9〜10月に、ただひとつの筒状花からなる頭花を多
数つける。茎下部にはほとんど葉がなく、中部に、長柄の葉が集まって互生す
る。この葉は、3つに浅裂し、裂片の先がとがって、特徴的な形をしている。
茎上部になるにしたがって、葉は小さくなり、また3裂もしなくなる。
 「オヤリハグマ」のオヤリは「御槍」で、細くて直線的な頭花を、槍の穂に
みたてたものとも、3裂する葉をみたてたものともいわれる。

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ガンクビソウ




 林内に生える多年草。茎は高さ30〜150cm。葉とともに軟毛があり、下葉に
は長い柄がある。根生葉は花時にはない。葉の下面に腺点がある。秋に花をつ
ける。
 名は、黄色の花でうつむいた頭花をキセルの雁首(がんくび)にたとえた。

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ヤブタバコ




 山野の林の下や道ばたのやぶ地に生える越年草。茎は高さ60〜90cmで太く丸
く硬い。葉は薄く、下面に腺点がある。9〜11月に短い柄で黄色い鐘型の花が
葉腋に下向きに1個ずつつく。葉と茎ともに細毛がある。果実は黒褐色で細長
くねばりがある。そう果は長さ3.5mmぐらいで先が口ばし状で粘液をだし、一
種の臭気がある。
 この名はやぶ地に生え、タバコに似た下葉があるのでついた。そう果を絛虫
(じょうちゅう)(サナダムシ)の駆除薬とする。

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ツルニンジン




 山麓の林下に生えるつる草で塊根がある。茎はつる状に2〜3m伸びる。葉
は互生又は対生し長楕円形で薄く、先はとがり、裏面は粉白色を帯びる。
8〜10月に側枝の先から垂れ下がるように鐘形の外面が緑紫色の細条で内面が
暗紫色の花をつける。茎や葉からは白い汁がでて悪臭がする。根がチョウセン
ニンジンに似て太く、茎がつるになるのでこの名がついた。

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ツリガネニンジン




山野に生える多年草。高さ50〜100cmで、9〜10月に紫色の花をつける。花の
形をつりがねに、根茎を朝鮮ニンジンにたとえたものである。根生葉は円形
で、上部の葉は、細長く輪生である。茎を切ると乳液がでる。
 高山にはタカネツリガネニンジンがあり登山者をたのしませてくれる。若苗
は「ととき」といわれ、とても美味で昔から有名である。

おくつきのいさごに萌えて花つけし 
 つりがね人参は抜きてか捨てむ(森山汀川)

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オトコエシ




丘陵地や山地などの日当りのよい草地によくみられる多年草。高さ80〜100cm
で8〜10月に4mmぐらいの白い花を集めてつける。葉は対生し、卵形あるいは
羽状に裂け、裂片は長楕円形で、中央のものが最も大きい。
 同じ科に、黄色い花をつけるオミナエシ(女郎花)があるが、これと比べて
全体的に毛が多く、強剛であるところから、オトコエシ(男郎花)と名づけら
れた。

からす鳴く霧深山の渓のへに 
 群れて白きは男郎花ならし(長塚節)

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ナギナタコウジュ




 山地や道ばたに生える多年草。茎は四角く、高さ30〜60cmでよく枝分か
れする。9〜11月に、4〜10cmの穂に、淡紅紫色の花をつける。花が穂の
片側にだけ集まってつき、ナギナタの刃のようにそりかえること、葉などの感
じが、コウジュ(中国産薬草)ににていることからこの名がある。全体に香気
がある。
 葉・花穂は、利尿薬になる。

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テンニンソウ




 山地の木陰に群生する多年草。茎は四角く、高さ50〜100_。若い時は
すこし星状毛がある。葉は、柄があり対生で、裏に初め毛があるが、後に落ち
る。8〜10月に、淡黄色の花を穂状につける。雄しべは、花冠から長く出て
目立つ。
 「天人草」と書くが、名の由来は不明である。

天人草吾れよりたかく咲く庭に
 つゆの雲たれ白き蝶あそぶ (宇都野研)

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イヌコウジュ




 山野に多い一年草。高さ20〜60_で、9〜10月茎の上部に紫色の小さ
い唇形の花を、穂状につける。葉は、長楕円形で葉も茎も紫色を帯びる。
 役に立たないコウジュ(中国産薬草)の意である。

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キバナアキギリ




 山地に生える多年草。高さ20〜40_で8〜10月に黄色の花をつける。
 花型が桐に似て黄色なので「黄花秋桐」の名がある。葉は対生し長い柄があ
る。形はハート形で先がとがっている。葉のの鋭いものを琴柱に見立ててコト
ジソウともいう。
 学名にもあるように、サルビアの仲間である。

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ツルリンドウ




 山中の林内に生える無毛のつる性多年草。茎は細く、長さ40〜80cmで
ときに分枝し、紫色をおびる。葉は無毛で、幅の狭い三角状卵形である。がく
は半分まで5裂し、花冠の裂片の間にさらに小さな裂片(副片)がある。花
は、うすい青色で、長さ3cmぐらい。色が地味なので目につきにくい。花期
は8〜10月。果実は、紅紫色の長い球形で、径8mm内外。柄は、花後長く
伸び長さ15〜20mmで花冠から突き出す。この果実は、ほかのリンドウ
の植物とちがい、液果である。晩秋には、つるに並んでぶら下がる実がかわい
らしく、目立つ存在となる。わずかに甘味があって食べられる。
 秋のリンドウは、春のものと異なり、いわゆるリンドウらしい大型のものが
多いが、その中で茎がツルになって、小型の花が咲く変わった種類である。

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リンドウ




山野にみられる多年草。高さ30〜80cmで、9〜10月頃紫色の花をつけ
る。葉は柄がなく対生。茎は中空で、直立または斜上。陽をうけて咲き、雨や
曇った日はとじる。「竜胆(りんどう)」と書く。根がたいへん苦く、竜の肝
汁のようだとこの名がついた。
 胃腸薬や生け花に使われる。

<花言葉>悲しんでいるときのあなたが大好き

稀という山日和なり濃竜胆 (松本たかし)
山の日の片頬にあつき濃竜胆 (富安風生)

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センブリ




 高さ15〜20cmで、10〜11月に日当りのよい草地に咲く。花は1.
5cmぐらいと小さく、白色で紫色のすじがある。全体がとても苦い。千回振
り出しても(煎じても)苦いので「千振り」という。花が開いた時、全草をと
り熱湯をそそいで飲むと胃腸薬として効く。鎮痛作用がある。
方言に、クスリクサ、ニガクサなどの名がある。
<別名>当薬(トウヤク)
北山より風(し)まく時雨に陰干しの 
 千振りの根も黒く染みぬる(木俣 修)

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ノダケ




 丘や山林内に生える多年草。高さ80〜150cmで茎にはすじがある。下
部の葉は長い柄があり、上部の葉は退化し大きな葉鞘が茎を抱く。
 9〜11月に、紫黒色の多数の細かな花をつける。風邪薬として煎じて飲む
が、香りと苦味がある。

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カノツメソウ




山の木陰に生える多年草。茎は単一で直立し、高さ50〜100cmでやや
硬い。上部の葉は三出葉で先は細長く、葉の両面に脈上に短毛がある。
 8〜10月、複散形花序に白い花をつける。「鹿爪草」は、根の形が鹿の爪
の形に似ていることに基づく。

<別名>ダケゼリ。

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オオチドメ




 山野の道ばたに多い多年草。茎は地面を長くはい、節からひげ根を出す。葉
は直径1〜3cmで、ごく浅く7裂し、縁には低い鋸歯がある。6〜9月頃に
小さな白花を球状に固めてつける。
 ノチドメに似ているが、オオチドメは葉の切り込みが浅く、葉よりも上に花
柄を伸ばす。
 「大血止」の名は、葉をもんで傷口につけると血が止まるといわれるチドメ
グサより、大形であることによる。

<別名>ヤマチドメ

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ヤツデ




 高さ2m前後の暖地に多い常緑低木で、玄関先などによく植えられる。「八
ツ手」と書くが葉は必ずしも8つに分裂せず7〜9裂。葉質は厚く表面につや
がある。10〜11月にかけて黄を帯びた5mmぐらいの白い花を球状に付け
る。ハナアブが群れる姿がよく見られる。また花には雄花と雌花がある。翌春
4〜5月に黒い実をつけ、若葉は晩秋および早春に出る。

八ツ手咲きゆくさきざきのこの寒さ(かけい)

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キヅタ




 山野に生えるつる性の常緑低木で、別名フユヅタ(冬蔦)と言う。
 10〜11月に黄緑色の花が多数丸く集まって咲き、翌春球形で黒い実をつ
ける。葉は深緑色で厚くつやがあり、若枝のものは3,5角形だが老成枝のも
のは卵形になる。有毒植物である。
 「キヅタ」は”木質の蔦”の意味である。ツタとの違いはキヅタが常緑なのに
対し、ツタは紅葉する所である。
 アイビー(西洋キヅタ)はヨーロッパ産の園芸品種である。

<花言葉>友情、死んでも離れない。 

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ウスバヤブマメ




 東北地方の林中の日陰や、野の草むらに多くみられるつる性の一年草。
8〜10月ごろに、蝶花の蝶の羽に見たてられる所(旗弁)が紫で、あとは白の
勝った目だたない花を2つから6つずつまとめてつける。
 ひとつの葉柄は長さ3〜6cmくらいの小葉を3枚持つ。
 花が終わったあとに、地上には豆果ができる。だが茎の根から地下茎を地中
にもぐらせ、閉鎖花(つぼみのままで開花しない花)を育てたあと、地下でも
実をつけるのがこの植物の特徴で、実に珍しい。
 本来ヤブマメにウスバという名が冠されたもので、茎や葉の毛が伏し、葉が
薄く、頂小葉の先がひっぱられたようにやや長いのがウスバヤブマメである。

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ゲンノショウコ




 林のはずれの草むらや、野原に生える多年草。草丈は30〜60cmで地を茎が
はって伸びる。7〜10月まで白から淡紅色の地に紅紫色のたて筋がはいった5弁
の花を咲かせる。雌しべの柱頭は赤く、雄しべは藤紫色で、小さいながら色彩
に富んでいる。
 花柄や小花柄には、開出するあらい毛や腺毛が密生している。
 煎じて飲むと下痢にすばらしい効力を発揮する。・現によく効く証拠があ
る・ということから「現の証拠」という。
 ゼラニウムやハクサンフウロも同じ科の植物で八重咲きの花もある。

山の日がげんのしょうこの花に倦む(素逝)

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2005年11月22日

ミヤコグサ




 道ばたに生える多年草で高さは5〜40cm。4〜10月小葉より大きめの鮮やかな
黄色い花を1〜3個ずつつける。茎は地面に伏して横に伸びるのが特徴。
 竜骨弁(下側の花びら)は上縁と下縁でくっついていて筒状。花が終わった
後には線形の豆果をつける。
 「都草」と書き、昔、京都付近に多かったことから名づけられた。京都に限
らず、青葉山でもいたる所でよくみかける花である。
 別名をコガネグサ(黄金草)、エボシグサ(烏帽子草)、ヨドギミソウ(淀
君草)などと言う。

<花言葉>復仇

摘みすつる花なつかしや都草(陽春)

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ナンテンハギ




 7〜10月、山野に咲く多年草。高さ40〜80cmで紅紫色の1〜2cmのかわいらし
い花が10花ぐらいまとまった総状花序でつく。この若葉はあえもの、汁の実な
どに、また花穂は天ぷらにして食べられる。湿り気のある所に生え、青葉山で
は哲学の岩から畑に登ってくる道にある。
 茎は堅く、四角の稜がはっきりわかる。葉の形がメギ科のナンテンの葉に似
ているからナンテンハギといい、小葉が2つなのでフタバハギともいう。他に
アズキナ、タニワタシという別名もある。托葉は葉のようにギザギザして、2
裂していて、開花前には落ちてしまう。
 やや小ぶりで小葉が4枚なのをヨツバハギと言う。

夏芒南天萩を添えて見む(陽春)

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投稿者 aobayama : 10:51 | トラックバック (22)

ヤハズソウ




 日当りのよい荒れ地などに生えている一年生の小形草本。丈は10〜30cm。よ
く見なければわからないような草である。花は葉に隠れるようにぽつりぽつり
とつく。8〜9月頃、白から淡紅色の小さい蝶形花をつけ、竜骨弁の先はこげ茶色。
 葉は10〜15mmの三出複葉で、縁に伏した白毛がある。名は木の葉の形状から
きており、葉を指先でつまんで引っ張ると、斜上する支脈に沿って矢筈状に切
れるからである。

矢筈草ここの野べにもあるを知り 
ふかき草叢子と踏み行けば(高田浪吉)

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ネコハギ




 日当りのよい草地や畑地に生える多年草。細い針金状の茎が地面をはい、長
さ50〜100cmに伸びる。全体に柔かい毛がびっしり生えていて、この猫の毛の
ような開出毛が名の由来ともなっている。
 広楕円形の小葉は、長さ1〜2cmで、3枚1組。
 夏から秋にかけて葉腋から花が4〜5個出て咲く。がくが深く5裂し、花は白
色。旗弁のつけ根には紫色の斑点が2つあり、全体に紫色を帯びてみえる。草
の上方につく花は閉鎖花で、こちらのほうが豆果の実のりはよい。
 花色も大きさも似たような草に、ハギより品がないというので名がついたイ
ヌハギ(犬萩)があるが、ネコハギ(猫萩)のほうがより多く毛があることで
区別がつく。

<方言>まめくさ(鹿児島)

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投稿者 aobayama : 10:46 | トラックバック (1)

ツクシハギ




高さ2mほどの落葉高木で、箒をさかさにたてたような姿になる。秋の青葉山
で最も多くみかけるハギである。
 8〜10月ごろ葉腋から花柄をのばして10個くらいまとまって花を咲かせる。
花の色はさまざまあるが、白〜薄紅色である。特に翼弁は濃いピンク色である。
 葉は三出複葉の卵形で、他のハギに比べると大きく肉もやや厚い。
 「土筆萩」の「土筆」は筆の穂先のこと。株立ち全体をたとえたのかと思う
が、本当のところはわからない。
 ミヤギノハギとは枝先が長く垂れさがらないことで区別できる。
 葉を蒸した後、ほうじて、茶として香りを楽しめる。

<別名>鹿鳴草、野守草、古枝草、鹿の妻

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投稿者 aobayama : 10:40 | トラックバック (0)

2005年11月21日

ワレモコウ




 日当りのよい山野に多い多年草で、青葉山ではスイス池に見られる。高さ
70〜100cmで花茎が高く抜き出してよく目につく。全株無毛で、葉は互生し、
長楕円形。7〜10月枝の先に、倒卵形の短い穂をつくって小さな花を密生させ
る。暗紅紫色で地味だが美しく、秋の風情をかもしだしている。
 インド北部原産のキク科の木香という花があるが、日本にある本種も、それ
に負けないほど美しいので、「吾木香」という名がついた。
 平安時代には、観賞の対象とされ、「源氏物語」にも登場する。根茎が、下
痢、止血、やけどに効く。

吾木香ひとつさびしく花つけて 
 秋の千草の中にまぎれず(峯村国一)

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投稿者 aobayama : 17:07 | トラックバック (80)

シロダモ




 山野や平地に生える常緑樹。9〜10月、黄褐色の花をつける。高さは10m内外
である。
 若葉は下に垂れ、黄褐色の密毛がある。花は密生し、果実は翌秋赤く熟す。
 葉の裏が白いのでシロダモと言う。青葉山の至るところに自生している。
 もともと暖地性の植物で、暖流の影響によって、海岸沿いでは岩手県まで自
生を見ることができるが、宮城県内陸では、見られない。

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投稿者 aobayama : 16:08 | トラックバック (0)

ケキツネノボタン




 野原に生える一年草で、おもに流れのそばに生える。高さは20〜60cm、黄色
い1cmぐらいの花を夏から秋につける。花が咲くと、がくがそり返る。茎を折
ると白い汁が出る。全体に毛が多い。
 実の形が、ボタンに似ていて毛の多い事から、この名がある。毛の少ないキ
ツネノボタンもある。

<別名>コンペイトウ草

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投稿者 aobayama : 15:55 | トラックバック (0)

ヨウシュヤマゴボウ




 やぶかげ、荒地等に生える多年草。高さ1〜2m。茎は赤くて、中空である。
花期は6〜9月で紅色を帯びた白色の小花をつける。果実は径7〜8mmで黒熟し、
つぶすと赤紫色の汁がでて、指さきが染まる。染料となる。絹、紙などに使用
されるが、食品に用いると下痢をすることがある。葉は長さ10〜30cmで長楕円形。
 帰化植物<洋種山ごぼう>北アメリカ原産。
 宮教大の焼却炉のあたりにあるのはこれである。在来種のヤマゴボウは果実
が上向きなのに対して、本種は横又は下を向いてたれている。

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投稿者 aobayama : 15:09 | トラックバック (1)

アカザ




 畑や野原に生える無毛の一年草。茎は直立し、高さは1〜1.5m余りになり、
縦に緑色のすじがある。葉は長い柄があって互生し、三角状の卵形あるいは菱
形で、縁には波形の鋸歯がある。葉質はやわらかく、若い葉は紅紫色の粉をつ
けたように見えて美しい。夏から秋にかけて、茎の上の葉のつけねや茎の先
に、黄緑色の小さい花が集まった穂を出す。種子は黒く、光沢がある。
 若葉はクセがなくておいしい。やわらかい葉のほかに、花も実も食べられ
る。また、老茎は軽いので老人の杖につかう。
 「アカザ」は若葉の紅色にもとづいたものであろうが、赤麻のつまったもの
という説もある。若葉が白緑色のものをシロザという。

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投稿者 aobayama : 15:08 | トラックバック (0)

イヌタデ




 野原、道ばたに生える一年草。高さ30〜50cmになり、茎は無毛で分枝し下部
は横たわる。葉は広い針形から長楕円状の卵形で長さは4〜8cm程。葉の上面に
は毛がないが下面の脈上や葉鞘のヘリには毛がはえている。
 6〜11月に枝先に紅紫色の小さな花が密に集まり長さ3〜5cmの穂になる。紅
紫色に見えるのは花弁ではなく、深く5裂したがくである。
 ハナタデと似ているが、イヌタデは穂が垂れず、花は密につく。また葉の先
は急に細くならずにしだいにとがる。
 イヌタデとは食用にならないという意味で、子どもたちが花をままごとに
使って遊ぶ。
<別名>アカノママ、アカノマンマ。

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投稿者 aobayama : 15:04 | トラックバック (10)

ハナタデ




 道ばた、畑に生える一年草で、竹林の影などにも多いので「ヤブタデ」とも
言う。宮教大のグランドにも秋になると多く見られる。
 高さ35〜60cmで9〜10月に紅色の花をつける。葉は互生し、細長く先はとが
り、浅緑色の上面には毛がある。葉の根元のさやにも長い緑毛がある。
 イヌタデと比べ花のつき方がはるかにまばらであるから容易に見分けられ
る。母種は台湾、マライに分布している。

浅水に浅黄の茎や蓼の花(太祗)

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投稿者 aobayama : 15:03 | トラックバック (0)

オオイヌタデ




 タデ類の中では大形で高さ1〜1.5mにもなる。空き地や湿地、畑や樹園地に
も生える強い草である。茎は径1cmにもなりよく分枝し、節は殊に太く赤味を
帯び、紫色の点がたくさんつく。葉は互生し、長楕円形で先端は鋭い。花穂は
3〜10cmで開花時(6〜11月)には垂れ下がる。がくと花弁の別はなく、白から
淡紅色の花が密につく。
 イヌタデに似るが、本種は葉脈がはっきりしていること、葉柄を含む葉の長
さが20〜25cmと長いこと、葉鞘にはふつう毛がないこと、イヌタデの花より色
が薄いことなどで区別する。しばしば群生するのでよく目立つ。

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投稿者 aobayama : 15:02 | トラックバック (4)

ミゾソバ




みぞや水辺に生える一年草で、高さは30〜50cm。花は5つに分かれており、淡
紅色ないし白色。大きさは4〜5mm。花期は8〜10月。
 葉は4〜10cmで、茎は枝分かれしており、下向きに目立たないくらいの刺毛
がある。葉は互生で葉柄があり、毛がまばらに生えている。
 この名は、みぞにしげっている形が「そば」に似ているところからきてい
る。勿論ソバもタデ科である。
 別名をウシノヒタイと言い、葉がウシノヒタイに似ている。青葉山に群生し
ている。

みぞそばの中にささ蟹かくれけり(涼舟)

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投稿者 aobayama : 14:59 | トラックバック (0)

ミチヤナギ




 ヤナギの名がついているがタデ科の植物である。踏みつけられてもよく生育
するため、道ばたや庭にも多く、やや細目の葉をもつことから道柳、または庭
柳の名前がついた。日当たりの良いところに好んで生える。
 茎は根元から枝分かれして斜めに伸び、高さ30〜40cmになる。白っぽい緑色
で、細い縦のすじがあるのが特徴。また、ひとつの葉についている葉鞘もよく
目立つ。見るからに堅くて丈夫そうな草である。5〜10月に葉のわきに白緑色
の小さく目立たない花をつける。

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投稿者 aobayama : 14:57 | トラックバック (0)

ミズヒキ




 山野の半日陰などによく見られる多年草で、高さ50〜80cm。茎の節はふく
れ、楕円形の葉はやや薄いが堅く、柄は短い。8〜10月の茎の先に花軸を出
し、赤い小花を穂状につける。花びらはないが、紅色のがく片が美しい。花を
下から見るとがく片は白いところがおもしろい。
 白と赤の混じったものや白花(ギンミズヒキ)もある。「ミズヒキ」の名
は、花の穂を紅白の水引にたとえたところから来ている。
 同じミズヒキんの名を持つキンミズヒキはバラ科で7〜9月に黄色の花をつけ
る。植物にはこのようにまぎらわしい名が多い。名は似ていても全く科が違う
わけである。

水引のこぼれて浮きぬ水たまり(村上鬼城)

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カナムグラ




 カラハナソウの唯一の近縁種。雌雄異株でつる性の一年草。原野,荒れ地,
道ばたでよく見かける。宮教大のまわりのフェンスには多くからみついてい
る。9〜10月にかけて淡緑色の花を咲かせる。
 「カナ」は鉄を指すが,これは茎が丈夫だからであり,「ムグラ」は雑草の意
である。古歌で言うヤエムグラカナムグラのことである。

八重葎茂れる宿の寂しきに 人こそ見えね秋は来にけり (恵慶法師)

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ヤマジノホトトギス




 山地に生える多年草。高さ40〜80cm。花期は8〜10月。花は直径2.5cmで上を
向いて咲く。
 ヤマホトトギスとの違いは花が房につかないことである。北海道から九州ま
で、全国的に見られる。
 うす紫色の花びらに、赤紫色の斑点を有し、ホトトギスの胸のようすに似て
いる。山路でよく出会うことから、この名がついた。

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2005年11月15日

ケキツネノボタン




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撮影日時: 2004/06/28 11:18:07
場所(WGS84): 北緯38度15分42.96秒 東経140度49分42.24秒 標高166m
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セイヨウタンポポ




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撮影日時: 2004/06/07 09:52:49
場所(WGS84): 北緯38度15分39.90秒 東経140度49分53.76秒 標高191m
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セイヨウタンポポ




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撮影日時: 2004/06/07 09:52:44
場所(WGS84): 北緯38度15分39.90秒 東経140度49分53.76秒 標高191m
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ミヤコグサ




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撮影日時: 2004/06/07 10:33:40
場所(WGS84): 北緯38度15分43.56秒 東経140度49分54.30秒 標高148m
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ミヤコグサ




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撮影日時: 2004/06/07 10:33:30
場所(WGS84): 北緯38度15分43.44秒 東経140度49分54.00秒 標高148m
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2005年11月10日

ゲンノショウコ




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撮影日時: 2005/09/09 11:50:28
場所(WGS84): 北緯38度15分23.28秒 東経140度49分38.52秒 標高150m
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ウスバヤブマメ




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撮影日時: 2005/09/16 12:15:48
場所(WGS84): 北緯38度15分06.78秒 東経140度49分30.48秒 標高205m
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2005年11月09日

ウスバヤブマメ




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撮影日時: 2005/09/16 12:16:08
場所(WGS84): 北緯38度15分06.78秒 東経140度49分30.54秒 標高205m
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ツルリンドウ




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撮影日時: 2005/09/16 13:06:25
場所(WGS84): 北緯38度15分18.12秒 東経140度49分21.36秒 標高124m
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ツクシハギ




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撮影日時: 2005/09/16 13:07:58
場所(WGS84): 北緯38度15分17.16秒 東経140度49分22.86秒 標高135m
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オヤマボクチ




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撮影日時: 2005/09/16 12:44:06
場所(WGS84): 北緯38度15分07.02秒 東経140度49分24.18秒 標高156m
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ツクシハギ




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撮影日時: 2005/09/16 13:07:53
場所(WGS84): 北緯38度15分17.16秒 東経140度49分22.80秒 標高134m
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オヤマボクチ




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撮影日時: 2005/09/16 12:44:01
場所(WGS84): 北緯38度15分06.96秒 東経140度49分24.24秒 標高156m
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ナガバノコウヤボウキ




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撮影日時: 2005/09/16 12:30:18
場所(WGS84): 北緯38度14分59.16秒 東経140度49分27.18秒 標高208m
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ガンクビソウ




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撮影日時: 2005/09/16 13:16:58
場所(WGS84): 北緯38度15分11.58秒 東経140度49分26.76秒 標高159m
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ナガバノコウヤボウキ




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撮影日時: 2005/09/16 12:29:55
場所(WGS84): 北緯38度14分59.16秒 東経140度49分27.30秒 標高208m
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ガンクビソウ




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撮影日時: 2005/09/16 13:16:48
場所(WGS84): 北緯38度15分11.70秒 東経140度49分26.64秒 標高157m
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ツルリンドウ




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撮影日時: 2005/09/09 12:38:15
場所(WGS84): 北緯38度15分40.92秒 東経140度49分35.04秒 標高134m
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ナンブアザミ



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ヒヨドリバナ




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撮影日時: 2005/09/09 12:50:55
場所(WGS84): 北緯38度15分43.32秒 東経140度49分43.38秒 標高148m
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ツルリンドウ




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撮影日時: 2005/09/09 12:38:41
場所(WGS84): 北緯38度15分41.10秒 東経140度49分35.16秒 標高134m
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2005年11月08日

ヒヨドリバナ




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撮影日時: 2005/09/09 12:22:35
場所(WGS84): 北緯38度15分37.80秒 東経140度49分27.36秒 標高140m
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ヤマジノホトトギス




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撮影日時: 2005/09/09 12:57:18
場所(WGS84): 北緯38度15分44.52秒 東経140度49分47.64秒 標高165m
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オクモミジハグマ




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撮影日時: 2005/09/09 11:58:14
場所(WGS84): 北緯38度15分23.76秒 東経140度49分34.86秒 標高177m
青葉山地図: ラージサイズ(PC用) スモールサイズ(携帯用)
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オクモミジハグマ




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撮影日時: 2005/09/09 12:01:08
場所(WGS84): 北緯38度15分25.08秒 東経140度49分33.06秒 標高178m
青葉山地図: ラージサイズ(PC用) スモールサイズ(携帯用)
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キバナアキギリ




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撮影日時: 2005/09/09 12:28:38
場所(WGS84): 北緯38度15分40.26秒 東経140度49分27.00秒 標高136m
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投稿者 aobayama : 20:07 | トラックバック (0)

キバナアキギリ




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撮影日時: 2005/09/09 12:28:59
場所(WGS84): 北緯38度15分40.14秒 東経140度49分27.00秒 標高136m
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セイタカアワダチソウ




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撮影日時: 2005/07/29 07:48:23
場所(WGS84): 北緯38度15分21.60秒 東経140度49分40.20秒 標高169m
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セイタカアワダチソウ




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撮影日時: 2005/07/29 07:48:16
場所(WGS84): 北緯38度15分21.72秒 東経140度49分40.50秒 標高167m
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ケキツネノボタン




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撮影日時: 2005/06/25 11:01:48
場所(WGS84): 北緯38度15分43.14秒 東経140度49分41.64秒 標高148m
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ヤマジノホトトギス




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撮影日時: 2005/09/01 15:08:41
場所(WGS84): 北緯38度15分42.30秒 東経140度49分46.56秒 標高171m
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投稿者 aobayama : 19:02 | トラックバック (0)